千葉県八千代市より-セラミックコーティング施工 Honda ジェイド

千葉県八千代市のお客様よりHonda ジェイドのセラミックコーティング、窓ガラス油膜除去コーティング、樹脂パーツコーティング施工のご依頼をいただきました。こちらのお車は1ヶ月程前に、他店舗様にてコーティング施工されたお車になりますが、クオリティにご満足できず当店にて再施工させていただくことになりました。お客様のお悩みを解決できるよう、しっかりと仕上げていきます。

1ヶ月前にコーティング施工されたとは思えないほど、汚れが蓄積しています。(汗)

また前回施工されたショップ様でマスキングをせずに研磨されたようで隙間という隙間にコンパウンドカスが残っており、美観を大きく損ねていますので、こちらの修正も行なっていきます。

それではいつも通り洗うのに時間のかかる足回りから始めていきます。良い感じに汚れが蓄積しており、やり甲斐がありそうです。

拡大するとこのような感じです。

早速、作業に取り掛かります。まずはタイヤの汚れと古いタイヤワックスを専用のケミカルとブラシで取り除きます。

続いてホイールに付着しているブレーキダストや白い染み(シリカスケール、ウォータースポット)をアルカリ性と酸性のケミカルを上手く使い分けながら効果的に除去していきます。

ナット周り、ホイール内側、スポークの裏側まで最適なツールを使用しながらじっくりと時間をかけて頑固な汚れを落とします。

タイヤ、ホイール、タイヤハウスの洗浄が終わりましたら、ドアヒンジやエンジンルームの洗浄に入ります。しばらく洗浄していなかったようで、汚れが固着しておりましたが見違えるほど綺麗になりました。

今回は最初に鉄粉除去剤をスプレーして、鉄粉とその他の汚れを最初に落としてしまいます。

続いてウォッシュミットで洗う前にスノーフォームをかけて汚れを浮かします。今回は塗装が柔らかいのため、アルカリで塗装にダメージを与えないように、中性のスノーフォームを使用します。

汚れを浮かせている間に、窓枠や給油口などミットが届かない所をソフトブラシで優しくブラッシングします。

10分程度経ちましたら、一度高圧洗浄機で浮かした汚れを触れずに落としてから、今度はシャンプーとウォッシュミットでコンタクトウォッシュをしていきます。

洗い終わりましたらディテイリングブースに入れて研磨をする前に、細部に蓄積したシリカスケールを酸性のケミカルで分解除去します。【Before】

【After】エンブレム自体の経年劣化はどうしても残ってしまいますが、スッキリと立体的な印象になります。同様の手順でその他の細部パーツや隙間、ドアやボンネット、ルーフなどケミカルで落とせる汚れはこの時点で一掃します。さらには前のショップ様の施工瑕疵であるコンパウンドカスも時間がかかりますが、妥協なく地道に除去します。

洗浄工程に2日半かかってしまいましたが、やっとボディの研磨に取り掛かります。

今回のオーナー様の一番のご要望は、ボンネットの柚肌の調整になります。上記の画像の上側がボンネット、下側がフロントフェンダーになります。こちらのお車はボンネットのみディーラー様にて板金塗装をしており、その他のパネルは以前施工されたコーティングショップ様にて限界値まで研磨されており、そのギャップで余計にボンネットの柚肌が目立ってしまっています。照明の映り込みでその差は一目瞭然です。

あまりにボンネット以外の塗装肌が落ちているため、膜厚計にて測定してみますと57μmとこれ以上の研磨は危険な状態で、プレスライン部分はすでにクリア塗装が無くなり下地が出てしまっている箇所もありました。そのため、今回はボンネット以外は傷を除去する研磨ではなく、軽研磨でクスミを落とすやり方にて仕上げることにしました。

スポットライトを当ててみますと小傷とくすみが可視化されます。また部分的に研磨のオーロラ傷もあります。【Before】

【After】可能な限り塗装を削らないように最小研磨にて修正していきます。本来はもっと傷を完全に除去したい所ですが、今回はグッと我慢です。

続いてボンネットの研磨に取り掛かります。この柚肌はただポリッシャーで研磨するだけでは修正できないため、耐水ペーパーにてサンディングをして肌を落としていきます。

膜厚を確認しながら肌感がフロントフェンダーと同じになるように少しずつ削っていきます。

3工程のサンディングからの2工程のポリッシングで完了です。非常に塗装が柔らかく神経を使いましたがなんとかここまで仕上がりました。

研磨前と比較するとその差は一目瞭然かと思います。フェンダーとの肌具合も違和感がないようになりました。【Before】

【After】肌と塗装の傷、くすみが落ちてより黒々しい仕上がりになりました。

研磨が終わりましたら最終仕上げにセラミックコーティングを施工していきます。今回は塗装の密度が小さく当店の最上級セラミックコーティングがコーティングの成分に塗装が耐えられず上手く定着しないことから、試行錯誤の結果、カーボンコレクティブのセラミックコーティングを施工します。こちらのコーティングは全てのステータスが非常にバランス良く機能するものになります。

ボディコーティングが終わりましたら、未塗装樹脂も専用のセラミックコーティングを施工します。

UVによって色褪せてしまった樹脂パーツが自然な感じで黒く復元されます。

エンジンルームも洗浄とコーティングの施工により【Before】

【After】綺麗に生まれ変わりました。

窓ガラスも専用のセラミックコーティングを施工します。

ホイールも蓄積した汚れを除去し、簡易コーティングで仕上げて輝きを取り戻しました。

コーティング硬化中に内装もさっとクリーニングします。

黒いレザーは汚れが分かりにくいですが、サラッとした手触りになります。

最後にレザー専用のプロテクタントを施工して完成です。

今回は1週間のお預かりとなりましたが、ご予算以上の仕上がりになったかと思います。

最近は、千葉市以外のエリア(東京、市川市、松戸市、浦安市、八千代市、船橋市、習志野市)からのご用命も増えて参りました。当店は台数をこなすというよりもクオリティー重視で、一台一台じっくりと時間をかけて仕上げていくスタイルですので、コーティングの施工をご検討されているお客様は是非お早めにご連絡ください。

アフターサポートも責任を持ってご対応させて頂きます。
この度はご依頼頂き誠に有難うございました。

 

株式会社insieme(インシエメ)
千葉県千葉市花見川区千種町203-15-A
TEL 047-779-2534
MAIL info@insieme-detailing.jp

 

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