市川市より-ガラスコーティング施工 日産セレナ
千葉県市川市のお客様より日産セレナのクレンジング洗車、ボディガラスコーティング、窓ガラスコーティングのご依頼を頂きました。こちらのお客様は当店で3台目のコーティング施工をさせていただく常連様になります。今回もご期待に沿えるようしっかりと施工を致します。※今回施工させていただいたコーティングは、厳密にはセラミックコーティングになりますが、当店ではより上位メニューのセラミックコーティングと棲み分けるため、あえてガラスコーティングとして扱っています。
中古車販売店様にてご納車後にそのまま当店にお持ち込み頂きました。パッと見た感じは綺麗そうに見えますが、よく見ると細部の汚れや全体的に塗装のクスミが目立ちますので、ケミカルで洗浄をしてからコーティングで保護をします。
足周りも良く見るとブレーキダストとウォータースポットで全体的に曇っています。
まずはいつも通り時間のかかるタイヤとホイールから洗浄に取り掛かります。汚れと古いタイヤワックスを落とす為に、当店の人気商品サムズディテイリングのホイール&タイヤクリーナー(アルカリ性)とタイヤブラシで汚れを分解、掻き出します。この作業をするだけで、タイヤワックスの乗りがグッと良くなります。
スポンジが届かないホイールの内側も専用のブラシでアプローチします。気持ち良いくらいに汚れが落ちていきます。
ホイール表面もソフトブラシで優しく汚れを除去します。アルカリ性のケミカルでの洗浄が終わりましたら、同様の手順で今度は酸性ケミカルでウォータースポットなど無機質の汚れを落として足周りは完了です。
続いてエンジンルームのクリーニングです。こちらは普段はなかなか綺麗にする機会がないと思いますので、蓄積した汚れを一掃します。
その他のドアヒンジ部分もこの段階で綺麗にします。
続いてボディの洗浄に取り掛かります。まずはシャンプー洗車の前にスノーフォームを掛けて汚れを浮かします。
汚れを浮かしている間に、ウォッシュミットが届かない細部をソフトブラシで優しく汚れを掻き出します。
エンブレム周りにも汚れが大量に溜まっていましたので、この段階で綺麗さっぱり洗い流します。
10分程度かけてスノーフォームが汚れを浮かしたところで、高圧洗浄機で汚れを洗い流します。触れずに汚れをあらかた落としましたので、再度スノーフォームを掛けて、今度はウォッシュミットで全体で洗っていきます。
その後、スノーフォームを念入りに洗い流して、次は鉄粉除去をしていきます。少し分かりにくいですが、紫色に反応している部分がボディに付着している鉄粉です。
鉄粉を落としたことで、ボディのザラザラがなくなったところで次はピッチタール(黒い点々)を除去します。ピッチタールリムーバーをスプレーすると反応しているのが確認できます。特にパールホワイトのお車は目立ちやすいので重要な工程です。
こちらがピッチタール除去後です。
洗浄工程が終わりましたら、ディテイリングブースに入れて再度状態のチェックをします。まだまだボディのくすみが気になりますので、次はボディに付着した油分汚れを落としていきます。
あれだけ洗浄したにも関わらず、ボディ全体にベッタリと油汚れがこびり付いていました。新品のマイクロファイバークロスが真っ黒になるほどです。ケミカルだけでは限界がありますが、入庫時と比較するとワントーン明るい肌感になりました。
続いてボディと細部に溜まっているシリカスケール(水染み、ウォータースポット)を落としていきます。エンブレム周りにも黒いスケール汚れが確認できます。
シリカスケールは無機質の汚れですので、酸性のケミカルで分解除去します。
黒ずみとくすみが取れて、素材本来の輝きに戻りました。
パネルとパネルの隙間に溜まったスケールも、
スッキリと仕上がりました。(まだ少し黒く見える部分は影になっています)
リアのエンブレム部分も水染みで白くなっているのが確認できます。
少し分かりにくいかもしれませんが、同様の手順で酸性ケミカルで洗浄すると、くすみが落ちてエンブレムの輪郭がクッキリとします。
アップにするとこのような感じです。新品のように綺麗になりました。
洗浄作業は時間をかければかけるほど、綺麗になっていきますので、ひたすら根気よく黙々と作業を進めていきます。
完成後の写真を撮り忘れてしまいましたが、途中段階でも素材本来の輝きになっています。
スケール汚れもこれだけ汚れが落としました。
洗浄工程が終わりましたので、このままガラスコーティング施工に取り掛かる予定でしたが、ケミカルの力だけでは限界で、完全には汚れが落とすことができませんでした。ミニバンで背が高い車両ですので、ルーフは目立ちませんが、ボンネットはまだまだくすみが気になるため、急遽お客様から許可をいただきボンネットのみ研磨をさせていただくことになりました。
アップにするとこのような肌感です。【Before】
かなり頑固に汚れが蓄積しており、一旦リセットするために、ハードに研磨をさせて頂きました。最初に比べてライトの写り込みが良くなっているのが確認できます。【After】
ここでやっとコーティングの施工に取り掛かります。今回はスウェーデンのカーケアブランド「tershine」のコーティングを施工します。
丁寧にコーティングを塗りこんでいきます。
ボディのガラスコーティング施工が終わりましたら、窓ガラスもコーティングを施工します。
続いて未塗装樹脂パーツも仕上げます。違いが分かるように、上記画像の左側のみ汚れを落としてみましたがいかがでしょうか?その差は一目瞭然だと思います。樹脂パーツもただコーティングを施工するのではなく、しっかりと汚れを落とすことが重要だと分かるかと思います。
全体をクリーニングしてコーティングを施工すると、ご覧の通り自然な感じに黒く仕上がります。
サイドミラーの樹脂パーツも違いが分かるようにマスキングをして下側のみコーティングを施工してみますと、
バッチリ仕上がりました。樹脂パーツが綺麗になると古さが無くなり全体の印象も大きく変わります。
反対側も完璧に仕上がりました。これにて全ての作業が完了です。
研磨とガラスコーティングの施工によりシャープな印象に仕上がりました。
コーティング硬化後に、定着テストです。バッチリと撥水しています。
最近は、千葉市以外のエリア(東京、市川市、松戸市、浦安市、八千代市、船橋市、習志野市)からのご用命も増えて参りました。当店は台数をこなすというよりもクオリティー重視で、一台一台じっくりと時間をかけて仕上げていくスタイルですので、ガラスコーティング、セラミックコーティングの施工をご検討されているお客様は是非お早めにご連絡ください。
アフターサポートも責任を持ってご対応させて頂きます。
この度はご依頼頂き誠に有難うございました。
株式会社insieme(インシエメ)
千葉県千葉市花見川区千種町203-15-A
TEL 047-779-2534
MAIL info@insieme-detailing.jp
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