練馬区より-徹底手洗い洗車 BMW320dツーリング

2023年5月21日 2023年5月21日

insieme

東京都練馬区のお客様よりBMW320dツーリングの徹底手洗い洗車（ラグジュアリーカーウォッシュ）、窓ガラス油膜ウロコ除去コーティングのご依頼を頂きました。高年式、低走行で非常に綺麗なお車ですが、普段はなかなか洗うことができない細部まで徹底的に洗浄をしていきます。

まずはガラスのウロコ、油膜を落としていきます。

手磨きでは落とすことが困難なウロコがありましたので、ガラス専用のコンパウンドでじっくり丁寧に磨いていきます。特にガラスの隅の部分にウロコ汚れが付着していますので、一つ一つ取り除きます。

上記画像の右側が研磨をした部分になります。同様の手順で全ての窓を綺麗にリセットします。

窓が終わりましたら、改めて全体の状態をチェックしていきます。一年程前に都内のショップ様でガラスコーティングを施工されたようですが、部分的にシャンプーでは落ちない汚れが確認できます。今回は、お客様のご要望で可能な限りコーティングにダメージを与えずに汚れを落としていきます。

ホイールの内側、キャリパーも良い感じに汚れが蓄積しています。まずはいつも通り洗浄に時間のかかる足回りから綺麗にしていきます。

タイヤハウスを高圧洗浄機とブラシ、ケミカルにて洗います。

タイヤはまだ新しく軽度の汚れのみでしたので、中性のケミカルで軽くブラッシングをして、タイヤワックスが定着しやすくします。

タイヤが洗い終わりましたらホイールに着手します。輸入車ですのでブレーキダストの付着が多く、鉄粉除去剤が効果的に反応します。

鉄粉除去剤の後は、アルカリ性と酸性のケミカルで有機質汚れとウォータースポットなど無機質汚れを除去していきます。

ナットやキャリパー、スポークの裏側まで適切なツールを使用しながら丁寧に作業を進めていきます。

足回りの洗浄に2〜3時間程かかってしまいましたが、続いて普段はあまり綺麗にすることがないドアヒンジ部分を洗浄します。

お客様が汚れが気になるとおっしゃっていたリアハッチのヒンジ部分もブラシで複数回洗いしっかりと汚れを落とします。

ここでやっとボディの洗浄に取り掛かります。まずは触れる前にスノーフォームで汚れを浮かします。

汚れを浮かしている間に、ウォッシュミットが届かない細かなパーツや隙間を柔らかなソフトブラシでアプローチします。

ドアのアウターハンドルや窓枠部分、給油口も抜かりなく綺麗にします。

数分間かけて汚れを浮かしましたら、一度スノーフォームを高圧洗浄機で洗い流してから、再度スノーフォームをかけて今度はウォッシュミットでコンタクトウォッシュをしていきます。１回目のスノーフォームであらかたの汚れが落ちていますので、優しく力を入れずにミットを滑らせます。

ボディを洗い終わりましたら、鉄粉除去剤をスプレーしていきます。触れた感じあまりザラザラしていないため、鉄粉の付着が少なそうですが、部分的に鉄粉が反応しています。

鉄粉除去剤が残らないようにしっかりと大量の水で洗い流します。上記画像はボンネットの水が流れていくところですが、ウォータースポットが付着していることから、水が引っかかっているのが確認できます。こちらは次の工程で除去します。

洗い終わりましたら、ディテイリングブースに入れてクスミと撥水を阻害する原因であるウォータースポットを酸性のケミカルで落としていきます。白く反応している部分がケミカルを塗布した部分ですが、しっかりと反応しているのが確認できます。

お客様が一番気になるとおっしゃっていたボンネットとルーフのウォータースポットはケミカルだけでは落とすことができないレベルまで塗装に食い付いていたため、急遽お客様より許可をいただきライトポリッシュで除去することに。コーティングのトップコートが研磨で落ちてしまい撥水が落ちてしまいましたので、当店のセラミックコーティングのトップコートを施工させていただきました。